嘉徳四季第38回オークション 現(xiàn)場
2014年6月22日、嘉徳四季第38回オークションは盛況のうちに幕を閉じました。今回のオークションは中國書畫、磁器玉器工蕓品等の部門によって、六つのテーマオークションに分けられ、総成約額が13.7億円を超えました。その中でも、各時期の書畫が703點集まった「昆岡玉隠」テーマオークションでは落札率が100%になりました。また、玉器、工蕓品、仏像、文房具等の作品が982點集まった「玉器 工蕓品」テーマオークションでは落札率が82.9%になりました。この二つの高い落札率は、2014年以來中國嘉徳が「コレクターの収蔵體験を第一に」という方針に従って、市場で認(rèn)められたことを現(xiàn)しています。今回、コレクターの皆様よりたくさんの支持を頂き、誠にありがとうございました。これから、私たちは2ヶ月ほどの「夏休み」に入り、同時に、また9月中旬より嘉徳四季第39回オークションでの皆様との出會いを、楽しみにお待ちしております。
龍瑞 『峽江新緑図』 落札価格:1129萬円
6月21日午前、「中國近現(xiàn)代書畫(一)」テーマオークションで、落札率が86%で、総合落札金額が27806萬円になりました。その中で、章士釗が書いた『行書詩稿』は564萬円で落札され、龍瑞が描いた『峽江新緑図』は大きなサイズで、蕓術(shù)家による絶妙な技蕓によって広大な風(fēng)景を描き表され、それは1129萬円で落札されました。その他、2002年に史國良が描いた『高原青青草』は、牧場草原の生活風(fēng)景を生き生きと表現(xiàn)されており、1035萬円で落札されました。
「昆岡玉隠」テーマオークションでは、703點の作品が用意され、各種類のコレクターのニーズに応じて、今回は低い落札見積価格という策略で、強(qiáng)い反応を頂き、落札率が100%で、総合落札金額が24979萬円になりました。その中で、1925年に白宗魏が描いた『汾陽慶壽図』が602萬円で落札され、于右任が書いた『草書五言聯(lián)』が527萬円で落札ました。
張大千 『花卉四條屏』 落札価格:849萬円
郭沫若 『草書七言詩』 落札価格:1167萬円
「中國近現(xiàn)代書畫(二)」テーマオークションでは、コレクターの皆様のために、斉白石、張大千、呉昌碩、陸儼少、程十発、謝稚柳、劉凌滄等の名家作品が290點も集まり、落札率が72%で、総合落札金額が19637萬円になりました。1965年に郭沫若が書いた『草書七言詩』は1167萬円で落札され、1925年に張大千が描いた『花卉四條屏』は絵の中の花々が様々な形で表現(xiàn)されており大変珍しい精品で、こちらは849萬円の落札価格になりました。
「中國古代書畫」というテーマオークションでは、335點もの各時期の精品が用意され、総合落札金額が22304萬円になりました。書道部門では、文征明(款)が書いた『草書赤壁賦』が1656萬円で落札され、絵の部門では鄭燮(款)が描いた『瀟湘竹影』が1411萬円で落札されました。
清道光 粉彩三羊開泰 図墩式碗 落札価格:790萬円
嘉徳四季第38回オークション「磁器、煙壺、蕓術(shù)文獻(xiàn)」テーマオークションでは、定番の磁器部門以外にも、今回は特別に煙壺および蕓術(shù)文獻(xiàn)という部門を開催致しました。「清道光 粉彩三羊開泰 図墩式碗」は元々中國嘉徳2011秋季オークションの第3098號作品で、今回再登場の結(jié)果、790萬円の落札価格になりました。海上梨園名家コレクターの黃金懋様の舊蔵である「民國 青花纏枝蓮龍鳳紋抱月瓶ペア」も、696萬円で落札されました。
「玉器 工蕓品」テーマオークションでは、玉器、工蕓品、仏像、文房具等の作品が982點用意され、落札率が82.89%で、総合落札金額が27341萬円になりました。その中で、「清 白玉高士詩文牌」は香港sothebyオークションの第3152號作品で、今回は207萬円で落札されました。「清康熙 銅鎏金文殊菩薩像」も時代的特徴があり、尚且つ精良な作品で、2070萬円の落札価格になりました。