このほど、中國ガーディアンオークションは2013年度の売り上げを発表、中國嘉徳(香港を含む)全年各オークションにて、中國書畫、磁器家具工蕓品、中國油絵および彫刻、古書籍、郵趣アイテム、紙幣、コインおよび寶石翡翠を含め、合計(jì)25123點(diǎn)オークション商品が落札され、落札総額が1121億8千萬円に達(dá)し、昨年の落札総額884億6千萬円より26.8%増加しました。その中、中國嘉徳(香港)2013春季および秋季オークションは合計(jì)853點(diǎn)の作品が落札され、落札総額が108億になります。
中國嘉徳董事総裁王雁南女史は、「今の市況で、中國嘉徳が全年1121億8千萬円の成績を取って、私たちは大満足です。今年は中國嘉徳の成立20周年だし、素晴らしい一年でした。4月から、シリーズイベントが相次いで行われたことをきっかけとして、數(shù)多くのコレクターの皆様と一緒にお祝い、皆様より長期間のご注目とご支持を頂き、誠にありがとうございます。2014年も、精一杯努力して、コレクターの皆様のため、より素晴らしい収蔵體験を提供します」と述べています。
嘉徳成立20周年記念
1993年に成立した中國嘉徳は今年、20歳の誕生日を迎え、4月よりシリーズイベントにて數(shù)多くのコレクターと共にお祝い、中國嘉徳にとって、2013年が大変素晴らしい一年です。
4月11日夜、中國嘉徳はアジア協(xié)會と共に、ニューヨークで中國嘉徳成立20周年記念宴會を開いてもてなした。米中関係協(xié)會責(zé)任者である夏偉氏と、アジア協(xié)會副社長である招穎思氏は宴會を司會、アメリカにて數(shù)多くの名士、コレクターおよび中米企業(yè)家を含め、約150人が出席しました。
中國嘉徳成立20周年記念宴會 現(xiàn)場
5月7日および5月8日、北京CBDのランドマークである中國國際貿(mào)易センター第三期にて、世界中から1500名以上の政府役人、知名な企業(yè)家、文博協(xié)會責(zé)任者、蕓術(shù)家、コレクターおよびメディア関係者等と共に、中國嘉徳の成立20年記念式が行われました。
9月29日、中國嘉徳は張達(dá)善による『出師頌題跋』を故宮博物院に寄贈、社會に貢獻(xiàn)する善事として、成立20周年記念の素晴らしいシーンになりました。今回の寄贈は中國嘉徳創(chuàng)立者である陳東升氏より提案され、中國嘉徳および紅樹白云樓主人である陸氏父子が、長年離れ離れになっていた故宮博物院國寶級蔵品である『隋人書出師頌』の後半部分、元代張達(dá)善による『出師頌題跋』を故宮博物院に寄贈しました。張達(dá)善による『出師頌題跋』は1997年に発見され、內(nèi)容が『出師頌』における文字、歴史背景および作者を考証することになります。
『出師頌題跋』を故宮博物院に寄贈
11月10日から30日に、大規(guī)模文物蕓術(shù)品展覧會「承古融今 星漢燦爛—中國嘉德蕓術(shù)品オークション20周年精品回顧展」は中國國家博物館で盛大に開催されました。中國國家博物館と中國嘉徳が連合主催、中國嘉徳が成立した20年以來オークションにて重要な中國書畫、磁器家具工蕓品、中國油絵および彫刻、古書籍、腕時(shí)計(jì)寶石翡翠、郵趣アイテムおよびコインを含め、約400點(diǎn)の文物蕓術(shù)精品を展示したほか、中國嘉徳はコレクターと共に9月末、故宮博物院に寄贈した國寶級蔵品である『隋人書出師頌卷』跋文および『隋人書出師頌卷』が、初めて展示されました。展示期間は50萬人以上の観客が來場、業(yè)界の年度盛事として知られています。
承古融今 星漢燦爛—中國嘉德蕓術(shù)品オークション20周年精品回顧展
高価落札!數(shù)多くの新記録
中國嘉徳成立20周年のうち、今年にかける嘉徳オークションは數(shù)多くの蕓術(shù)家記録を樹立しました。中國嘉徳2013春季オークションは落札総額が457億5千萬円、秋季オークションは落札総額が414億9百萬円に達(dá)しました。嘉徳四季も、年間落札総額が147億8千萬円になります。
近現(xiàn)代書畫部門では、張大千による『紅拂女』が123081萬円で落札され、今春中國大陸オークション市場における書畫部門で初めての高価であり、今年嘉徳書畫部門にて最高価格になります。
當(dāng)代書畫部門は、春季オークションにて、姜寶林による『窄路』が20835萬円で第一位になりました。古代書畫部門では、秋季オークションにて、『石渠寶笈』著録に掲載した文徵明による『自書雜詠』が89333萬円で落札され;當(dāng)オークションで清宮畫家である董邦達(dá)による『葛洪山八景』が87348萬円で落札され、畫家作品の記録を破りました。
磁器家具工蕓品部門は、春季オークションで『清乾隆 御制白玉交龍鈕「自強(qiáng)不息」寶璽』が115104萬円で最高価格になり;そのほか、今まで発見された唯一の「明永樂 銅鑾金地藏王菩薩像」が21830で落札されました。
張大千 『紅拂女』
董邦達(dá) 『葛洪山八景』
明清古典家具部門では、「明末清初 黃花梨龍鳳紋上格券口帶欄桿亮格櫃」が14288萬円の高価で第一位になりました。近現(xiàn)代工蕓品美術(shù)部門は、「壽山田黃石方章」が22813萬円で落札され;そのほか、磁器テーマ別オークションにて、「清雍正 青花斗彩龍紋蓋罐」が8921萬円で落札されました。
中國油絵および彫刻部門では、中國の古典寫実油絵分野にて代表的な人物と言える靳尚誼氏により、博物館収蔵品レベルである作品『塔吉克新娘』は、秋季オークションで139996萬円で落札され、靳尚誼氏による作品の新記録を樹立したと同時(shí)に、中國嘉徳油絵および彫塑部門でも20年以來の記録を打ち立てました。春季オークションで、呉作人による『戰(zhàn)地黃花分外香』は138918萬円の高価で落札され、蕓術(shù)家作品のオークション記録を更新しました。
靳尚誼 『塔吉克新娘』
呉作人 『戰(zhàn)地黃花分外香』
古書籍部門は、春季オークションで、明末清初知名な思想家である顧炎武による『五臺山記』が、予想価格の180倍ほどの金額、54566萬円で落札され、顧炎武による作品の新記録を樹立しました。そのほか、春季オークションで、魯迅による『古小説鉤沈』が市場で珍しい魯迅より自筆原稿であり、予想価格の10倍ほどの金額、11907萬円で落札され、魯迅原稿の記録を更新しました。秋季オークションで、魯迅による「致陶亢得信札」が大変注目され、11303萬円で落札されました。
郵趣アイテムおよび紙幣部分は、春季オークションで「全面勝利(未發(fā)行)郵票四方連」が11510萬円で落札されました。
「全面勝利(未發(fā)行)郵票四方連」
そのほか、中國嘉徳は初めて世界中の名人手紙、映像シリーズを提供し、22點(diǎn)の作品が全部落札されました。その中、ナポレオン?ボナパルトより1806年に息子のユージン?ボナパルトへの手紙が、予想価格の50倍ほどの5246萬円で落札されました?!弗榨楗螗工涡≌h家である小デュマ(アレクサンドル?デュマ)より大デュマへの直筆手紙」も、674萬円で落札されました。
同時(shí)に、今年の秋季オークションでは、「錦灰集珍~王世襄氏舊蔵」オークションにて、約450點(diǎn)の蔵品が初めて出品されました。王世襄氏より初収蔵の家具である「明末清初 黃花梨琴案」および最後の家具収蔵である「花梨木獨(dú)板大畫案」は、21831萬円と8922萬円の金額で落札されました。
ナポレオン?ボナパルトより息子のユージン?ボナパルトへの手紙
今年、嘉徳四季オークションも優(yōu)秀な成績を取り、近現(xiàn)代書畫部門では、斉白石による『秋光山居図』が予想価格の10倍ほどの金額、10106萬円で落札され、謝稚柳による『五松図』も、予想価格の10倍ほど、5950萬円で落札されました。
當(dāng)代書畫部門では、馮大中による『覔』が代表的な作品で、6346萬円で落札され;古代書畫部門は、仇英による『坐談風(fēng)雲(yún)』が工夫を凝らして、深い意味がある作品で、2466萬円で落札されました。磁器工蕓品部門では、オークションが始まる前から大変注目された「清雍正—乾隆 楊季初製段泥泥絵山水紋筆立」が、予想価格の5倍ほどの金額、5372萬円で落札されました。家具部門は、「清中晩期 黃花梨大方角櫃」が1428萬円で落札されました。
香港で好調(diào)に発展
昨年10月に中國嘉徳(香港)の初オークション以來、好調(diào)に発展し、2013春季、秋季オークションは落札総額が108億8千萬に達(dá)し、香港地元のコレクターおよび海內(nèi)外コレクターの皆様に信頼され、國際化的な策略に従い、世界中のコレクターたちに収蔵プラットフォームを提供しました。
今年、中國嘉徳香港春季、秋季オークションでは、中國書畫は重要な部門で、宋理宗による『楷書淺沙流水聯(lián)句』冊頁が秋季オークションにて57511萬円で落札され、今年の最高落札価格になり;『秘殿珠林』著録張為邦による『下元靈佑図』が45076萬円で第2位になり;張大千による『乙巳潑彩』が春季オークションにて36527萬円で落札され、第3位になりました。その他、傅抱石による『琵琶行』は秋季オークションにて32638萬円で落札され、南宋楊皇后楊妹子による『楷書清涼境界七絶』が秋季オークションにて31854で落札されました。
宋理宗 『楷書淺沙流水聯(lián)句』
中國嘉徳は香港で好調(diào)に発展していると同時(shí)に、オークション商品の類別も広げて來ました。秋季オークション「観古——磁器工蕓品」テーマ別オークションは中國嘉徳(香港)が初めて開催した磁器工蕓品オークションであり、落札総額が5億7千萬円に超えました。その中、「清雍正 青花黃地纏枝花卉紋扁壺」が8388萬円で最高落札価格になり;「12世紀(jì) 高麗翡色青瓷五瓣花形盞托」が6990萬円で落札されました。秋季オークションにて、『清乾隆「自強(qiáng)不息」蹲龍鈕碧玉璽』が23301萬円で落札され;『清乾隆 青花釉裡紅「匡廬図」燈籠瓶』が15534萬円で落札されました。秋季オークション「観華——工蕓品品および明清古典家具」テーマ別オークションにて、貴重な奇楠が24855萬円で落札され、近年以來めったにない高価に達(dá)しました。
嘉徳香港が初めて開催した「香港水墨」テーマ別オークションでは、20名の蕓術(shù)家による25點(diǎn)の作品が登場し、コレクターの皆様に大変注目され、落札総額が7969萬円に超え、落札率が88%になり、その中、呂壽昆による1972年作品である『禪畫荷花』が、予想価格の4倍ほどの金額、1009萬円で落札されました。
秋季オークションで「大観——香港の夜」テーマ別オークションを始めて開催し、中國嘉徳が高級精品を集まるブランドである「大観」を、香港市場に推し広めました。今回の夜オークションは中國書畫、油絵、磁器、家具、工蕓品等を含め、17點(diǎn)の作品があり、落札総額が18億9千萬円、落札率が82%になります。
同時(shí)に、秋季オークションは香港で中國油絵および彫刻が主要な部門として開催され、趙無極による『18.10.98』が32648萬円で落札され、趙無極90年代作品の新記録を樹立し;呉大羽京韻シリーズ代表作である『射戟轅門』が、秋季オークションにて9017萬円で落札され、當(dāng)サイズの作品の中で記録を更新しました。
社會貢獻(xiàn)活動の推進(jìn)
中國嘉徳は紅樹白云樓主人である陸氏父子と共に、9月末に國寶級文物である『隋人書出師頌』の後半部分、元代張達(dá)善による『出師頌題跋』を故宮博物院に寄贈したほか、2013年2月に、ニューヨークフラッシング図書館に本を寄贈しました。今回の寄贈をきっかけに、これから、中國嘉徳はフラッシング図書館と共に長期間で協(xié)力し続け、図書館に各種類のカタログおよび畫集を提供し、アメリカのコレクターが中國蕓術(shù)を理解、鑑賞することのため、より詳しい資料を提供します。
同時(shí)に、2010年より成立した中國文博界で初めての高額奨學(xué)金――「中國嘉徳徐邦達(dá)蕓術(shù)教育奨學(xué)金」について、2013年度の受賞者が北京大學(xué)、清華大學(xué)、中國人民大學(xué)、中央美術(shù)學(xué)院、復(fù)旦大學(xué)、南京大學(xué)、南開大學(xué)、武漢大學(xué)、四川大學(xué)、中國美術(shù)學(xué)院を含む10ヶ所の大學(xué)から、李東遙、羅登科等20名の優(yōu)秀な大學(xué)生であり、中國嘉徳は345萬円の奨學(xué)金を提供し、彼らの學(xué)習(xí)と社會実踐を援助しました。